Van McCoyは1950年代にドゥワップのいくつかのグループに参加し音楽活動をスタート、ハワード大学を中退後、作曲家、A&Rとして活動するようになり、1970年代にはプロデューサーとしても活躍。そんな彼が自身の名義で1975年にほぼインストのディスコ・アルバム『ディスコ・ベイビー』を発表。ここからシングル・カットされたこのThe Hustle (ハッスル)が全米1位!全世界でレコード売上1000万枚の大ヒットを記録し、グラミー賞の最優秀ポップ・インストゥルメンタル賞までを受賞しました。アメリカをはじめ世界中でディスコ・ブームを巻き起こすきっかけとなった1曲です。ハッスルってのは当時ディスコで流行ったダンスの名前なんですけど、彼はどんなダンスかも知らずにこの曲を仕上げたってのも有名な話です。
Van McCoy – The Hustle (1975)