Atkins – Feel It, Don’t Fight It (1982年)
80’sのグループです。この辺のグループになると語っている方も一気に少なくなってしまう感じですが、僕は昨日のTerri WellsやこのAtkins等そこが、フィラデルフィアの老舗レーベル、P.I.R.もがなし得なかった70’sのフィリー・サウンドを継承した次世代のソウルというスタイルを作るきっかけを持ち得ていたんじゃないかって思ってます。
「Feel It, Don’t Fight It 」は82年にWarnerよりリリースされた兄弟5人組のソウル・グループAtkinsのおそらく唯一のアルバム「Same」のA面の1曲目。プロデュースはFreddie Perren。アーリー80’sのこの辺のアルバムとしては、駄作がないという非常に貴重なアルバムでもあります。いかにも80’sなサウンド満載ですれけど、ダンサー(あ、アップテンポのダンス・ナンバーの事ですけど/多分ほぼ死語状態)、ミディアムからメロウなスロー・ナンバーまで多彩な曲調が収録されていて、そのどれもが素敵な素晴らしいアルバムです。
ディスコ・ブギー、決まった定義づけは難しいですが、いかにもそんなナンバーのB面1曲目のこちらも気に入ってます。
Atkins – Power Of The Boogie (1982年)