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今宵Grey & Hanksと

こんなソウル・デュオを。 Grey & Hanks – Dancin’ (1978年) Grey & HanksはLen Ron Hanks (レン・ロン・ハンクス) とZane Grey (ゼイン・グレイ)の男性デュオ。シカゴ出身でL.A.で活躍した、ソングライター・チームとしても名の知れた存在で、Tavares, Ebonys, Jean-TerrellやBreakwater等このブログに登場して来た多くのアーティスト達に曲を提供(MFSB等でお馴染みのフィリーの重鎮アレンジャー、Bobby Martin / ボビー・マーティンのプロデュース作に提供曲が多く、フィリーな人脈が見え隠れします)。 そんなふたりなので…

今宵Breakwaterと

このグループをご紹介します。 Breakwater – Work It Out (1978) Breakwaterってグループはやはり米フィラデルフィアの人気ヴォーカル・グループ、Blue Magicを前身とする、ヴォーカル&インストルメンタル・グループ。この曲はクィーカ(ブラジルのパーカッション)使いも効いてるメロウでフィリーで、かつ南国ムード(おそらく死語)たっぷりの極楽系ソング。そんな1stアルバム『Breakwater』がリリースされたのが1978年の事。このあたりになるとフィラデルフィアのソウル・ミュージックも一つにはくくりづらい相当多彩な様相を示して来ていましたね。 もちろんディスコ・ブームとどう付き合って行くの…

今宵The Trammpsと

The Trammpsというグループをご紹介。 このグループ、僕の中ではフィリー~サルソウル、そして後のハウスへとも繋がってゆく大事なグループなんですが、世の中的にはさほど評価は高く無いようで、いわゆるディスコ・グループっていうレッテルも貼られているようです。 そもそも彼らの世間的な代表曲ってのがこのアルバムにも収録され、もちろん映画の中でも流れたこの曲ですので、仕方ありません。 The Trammps – Disco Inferno (1976年) やっぱりヴュー数も余裕の3,700万超え。 このグループ、構成員っていうか人数自体も謎なんです。なんせアー写だけでも方向性含めめっちゃバリエーション!っていう分かりづらさ加減だったりし…

今宵Thomas Dolbyと

そして唐突目にこの辺りも(僕にとっては青春のクラシックという感じですが今日のクラブでは全てはダンス・クラシックスとして同列にPlayされている曲、そんな辺りも好き) 。 Thomas Dolby – Hyperactive! (1984年) UKのNew Waveのというか80年代の大人気者、Thomas Dolby。 実は僕と同じ歳(80’sのNew Wave連中は意外とみんな若いの)。 ドルビーって名前はノイズリダクションシステムの一つで、カセットテープに書いて当たったその名称をcool!と名乗っちゃったらしいんだけど、1980年代半ばにドルビー社から名称の使用差し止めに関して起訴されたらしい。最終的には示談で解決しステージ・ネ…

今宵The Intrudersと

今回はやはりP.I.R.モノ、1973年リリース組のThe Intrudersを。彼らは実はP.I.R.以前に1965年にギャンブル&ハフが設立したレーベル、Excel Recordsと第一弾アーティストとして契約したグループなんです。1966年にはシングル「(We’ll Be) United」をリリースし、R&Bチャート14位に。1967年には「Together」と「A Love That’s Real」を、1968年に「Cowboys To Girls」そして「Love Is Like A Baseball Game」などと既に60年代に続々とヒットナンバーを送り出していたコーラス・グループ。 アルバムも1967年に1s…

今宵The Jones Girlsと

初回に続いてフィリーダンサーの名曲から1曲。 The Jones Girls – You Gonna Make Me Love Somebody Else (1979) シャーリー・ジョーンズを中心とするデトロイト出身の3人姉妹のこのThe Jones Girls。ゴスペル経験を持ち、1968年とデビューも早くまだ10代半ばだった60年代末からシングルをリリースしていましたが、なかなか芽が出ずレーベルを点々。カーティス・メイフィールドを始め1975年よりダイアナ・ロスのコーラス隊も務め、認知度も高まり1978年にP.I.R.と契約し開花しました。 ヒットしたこの曲、後にJay-ZのThe City Is Mineでネタとしても使われ…

今宵Loletta Hollowayと

では2回目は個人的ダンスクラッシクスのもうひとつの雄でもあるサルソウル(Salsoul)からのご紹介を。 このサルソウル、前回お話ししたように、次第にギャンブル & ハフのやり方に不満を抑えられなくなっていったフィリーソウルのスタジオ・ミュージシャン達(MFSB)が、ヴィンセント・モンタナ(Vib)が指揮をとるサルソウル・オーケストラに鞍替えしていき、結果生まれた素晴らしいフィラデルフィアのミュージシャン達によるオーケストラ・サウンド(=サルソウル・オーケストラ)をバックに産み落とされたダンス・ミュージック。世界中でヒットしたフィリーソウルを発展させ、更にダンサブルにしたこのサルソウルは、後のハウス・ミュージックのルーツとも…

今宵Teddy Pendergrassと

皆さん同様、僕がいつでも「新鮮な懐かしさ/永遠の旬」を持っていると思うサウンドのひとつが、フィリーソウルやサルソウルといった70’s~80’s前半の所謂ダンスクラシックスと呼ばれているサウンド。HPリニュアルのタイミングでそんなフィリーソウルやサウソウルの紹介を含め、これまで僕が過去のblogに書き散らかしてきたものを取りまとめ順次紹介して行こうと思いました。 やはりまずは、軽くフィリーソウルやサルソウルの解説から。 フィリーソウルというのはフィラデルフィア・ソウル(Philadelphia Soul)の略で、フィラデルフィアっていうのは・・・・アメリカ東海岸のPennsylvania州の一都市。ここは古くから音楽が盛んな土地だった…
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The History of the Disco

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