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Watusiの私塾 1st Season 2024リスタート

 

Watusiの私塾 1st Season 2024 内容

Watusi (COLDFEET) が不定期に開催するダンスミュージックのビート制作をメインとする「寺子屋的実践打ち込み音楽教室」です。Watusiが日常、制作の場としているプライベートスタジオ、Brickwallにて普段の音楽制作に使用されているAvid Pro Toolsシステムを使い、定番から最新のプラグイン、そしてスタジオの定番ハードウェアを用いて様々なテーマでダンス・ミュージックのビート作り、音像作りを伝えます。

1st Seasonと名付けられた今回のセミナーでは、オーディオ編集をメインとした制作手法にフォーカス。EQやコンプレッサーを使用した音作りから、ビートの組み立て方、プリアンプ等を使用した質感作り、そしてリズム楽器の音程感に着目した「リズム・ハーモニー」や「音場を9面体で把握する」という独自のアプローチまでをじっくりと解説していく予定です。

自身のトラック制作/曲制作に煮詰まっている方、新しい音楽の見方/作り方、そして長いキャリアを持つWatusiなりの歴史に裏打ちされた今の音の扱い方など、刺激とやる気を注入するトピックたっぷりの内容でお伝えしていきます。何故自分のトラックのKickが前に出て来ないのか?何故トラック全体が飽和してしまうのか?何故目指すジャンルの「らしさ」が出て来ないのか?そうした全てには明確な理由があります。

「かっこいいビートを作りたい!」
これは多くのクリエイター、DTMerが抱く願望ではないでしょうか。またダンス・ミュージックの多彩なビートを作るノウハウは、いまやジャンルを問わず、作曲家/アレンジャーにとっての必修科目。

プロのDAWテクニックを新旧絡めた機材とともに至近距離で体感できるビート・メイキング・セミナーです。

思いも新たにリスタートさせてみます。

講義は全5回、定員は4名を予定しています。

 

『Watusiの私塾 1st Season 2024』概要

エレクトロニック・ミュージックにおける「グルーブ」の秘密から、音の質感と奥行きを感じる空間造りにこだわったサウンドメイキング、そして具体的なオーディオ編集によるリズム・パターン構築のノウハウからEQ/コンプレッサーの実践的な活用方法を学びます。

第1回
エレクトロニック・ミュージックとグルーブの秘密
本セミナーのイントロダクションとも言える初回では、「ダンス・ミュージックにおけるグルーブの特徴」を明らかにしていきます。DAWを音楽制作におけるバンドメンバーにし、強さ、長さは、タイミングというグルーブコントロールのキモを探る方法は?Watusiが所有するリズム・マシン、Roland TR-808やTR-909、TR-707を実際に鳴らし各モデル固有のノリを解説して行きながら、そこから見えてくるダンス・ミュージック特有のグルーブの秘密を探ります。

第2回
「歪み」こそ太さの秘密
Watusiはビートの素材をヘッドアンプ経由でDAWに取り込み、「歪み」を付加するとのこと。これこそが魅力的な質感のトラックを生み出す最初のステップ。ソフト音源とハードウェア音源がなぜいつまでも違うと言われているのか?、また今日のDAW内でのオーディオ化とヘッドアンプ経由のオーディオ化の違いを通じて、音楽的な「歪み」の重要性を学びます。

第3回
ブレイクビーツをチョップ!
ダンス・ミュージックにおけるビート・メイキングの定番手法「ブイレクビーツのチョップ」にフォーカスする回です。キックやスネアなどのパーツ切り分けや組み替えはもちろん、各素材の音程感を軸に組み合わせ方を考える「リズム・ハーモニー」という手法を学びます。さらに、上下/前後に棲み分けるキックやスネアへEQ&コンプ処理とその意味について言及します。

第4回
リズム・ハーモニーの構築
第3回で登場した「リズム・ハーモニー」をより追求していく回です。個別のトラックに配置したキックやスネアをどのようにバスでまとめていくのか、そしてまとめたバスにどのようなEQやコンプをかけていくのか、空間造りにおけるそうした作業の意味は何なのか。さらに歪み系プラグインの活用方法など、ビートを磨き空間を仕立てていく工程を解説していただきます。

第5回
EQとコンプによる空間コントロール
基礎編のまとめとなる第5回では、ここまでに登場したEQ/コンプレッサーのテクニックを音を「9面体の空間」としてとらえ直しコントロールしていくことで、その処理方法の理解を具体的に深めていきます。「音場を9面体で把握する聞き方」「マスキングとは?」「EQで上下のすみ分け」「コンプで奥行き作り」という基本かつ最重要テクニックを学んでいきます。これさえ理解しておけば過度にマキシマイズされた今時のトラックと大きく差別化するトラック作りが可能です。

 

2024年 1期生募集 受講スケジュール(クラス4名までを予定)

5月20日 (月) 20時〜22時
5月27日 (月) 20時〜22時
6月3日   (月) 20時〜22時
6月10日 (月) 20時〜22時
6月17日 (月) 20時〜22時

会場

Brickwall Studio

東急東横線 都立大学駅より徒歩1分

金額

38,500円(税込み/5回分)

支払い方法:初回の講義前に現金払い

■注意事項 : 参加者の都合による欠席に対して払い戻しは行いません。

申込先

Watusi_coldfeet@icloud.com
お名前・連絡先を添えメールにて申し込みください。
※先着制、定員になり次第締め切りとなります。

 

塾長紹介:Watusi

Watusi

 

 

Lori FineとのユニットCOLDFEETのアレンジャー/プログラマー/ベーシスト/DJ。COLDFFETのユニークな世界観は国内外で評価を受け、US、UK、EU各国からアジア各国でも多くの作品がリリースされている。国内では中島美嘉の多くのシングルを始めhiro、安室奈美恵、BoA、倖田來未、Little Glee Monster、CHEMISTRY、V6等のアレンジ、ヴォーカル・ディレクションを含むサウンド・プロデュースを手がけ、アンダーグラウンドとメジャーを繋ぐプロデュース・チームとしても活躍。これまでに7枚のアルバムをリリース、iTunes1位を始め数々のダンスチャートを席巻。DJとしても世界20カ国以上を周り、特に近年強い目的意識を持ち取り組んでいる東南アジアでの活動は多岐にわたる。また独自のテクノ・スタイルでのソロ作品を始め、「21世紀の正しいディスコ」をキーワードのTDO、「Live Dub Poet Band」いとうせいこう is the poet、共にJ-Wave 「TOKYO M.A.A.D SPIN」のナビゲーターも務めるNaz ChrisとのNAZWA!など「日本から未来へ繋がっていくバレアリックな音楽」を量産/発信し続ける。

連載含む執筆も多く、12年には自身の制作のノウハウを詰め込んだ「DAWトラック・メイキング」の出版、13年にはディスコ/ブギー・ミュージックのディスク・ガイド「DANCE CLASSICS Disc Guide」(Amazon音楽書籍1位)など4冊の書籍があり、全国各地で独自の音楽制作のノウハウを伝える「Watusiの私塾」を開催し多くの受講者を集める。2023年よりボーカリストの為の私塾「Find Your Voice」を開講すると共にボーカリストの為のオンライン・サロン「VoxBox」をスタート。

13年より「クラブとクラブカルチャーを守る会」を設立、会長代行を務め風営法改正に尽力。現在、一般社団法人JDDAを興し、Web上のDJ年鑑「Japan DJ. net」やダンスミュージックの祭典「Tokyo Dance Music Week」の制作/運営など次世代のナイトカルチャー創設に動く。